先日、某国営放送の「100カメ」で舞台照明会社が取り上げられ、その影響でこのサイトにも今までで考えられない程の方が閲覧されに来まして、編集者一同ビックリしています。
さて番組の内容と閲覧記事から「そんな多くの皆さんが知りたかった内容は何だったのか？」と考えて「あれは、どこの会社？」的な裏の裏が知りたいのかな？と思い、この記事を書いております…が、既に時期を逸してしまった感が否めませんが、この業界にどんな会社（会社名）があるのかご紹介しようと思います。
まあ、のんびりと仕事の片手間で運営していますのでご容赦ください。
私も録画して拝見しましたが…取材された会社は「共立」さんでしたね。
ただ舞台照明と言われながら密着していたのは、（正式な部門名は分かりませんが）イベント部門というか歌物がメインの実働隊と倉庫担当と保守部門が対象になっていましたね。我々劇場や演劇の照明とはちょっと違う仕事ぶりで、興味深く拝見しました。
その他、「共立」さんは、照明だけでなく劇場管理や舞台進行まで行う大手の会社さんです。機材レンタルや劇場小屋付きのスタッフ手配、舞台照明やテレビ照明などの他に、映像・音響や美術などオールマイティに系列会社でやられていたと思います。同じ規模で業務的にも同じように人材派遣がメインで、機材レンタル・小屋付きなどを行う会社さんは「東京舞台照明」さん「PAC」さんが挙げられるのかな？
この他で「大手」と呼ぶと、機器レンタル業務がメインの「BIG1」さんとか「エンジニアライティング」さんとかかな？
それ以外は意外と中小企業が多いのがこの業界の特徴です。（事務員さん入れて10～50名規模）
人材的には、フリーランスでどこの会社にも属さない人たちで回っている状態かも知れません。
その証拠にコロナ禍で離職されたフリーの方も多く、最近は仕事量が戻りつつありますが、その辺りの方々が戻って来ていないので人手不足に拍車がかかっている様に思っています。
手に職付けられ、楽しい現場は沢山あります。就職に悩まれている方は、一度自分が好きな歌手や役者さんが出られていた、パンフやチラシをもう一度見返してスタッフの名前をよく見て下さい。会社名があるはずです。
好きな作品に関わりたいと言うのも立派な動機になります。
是非我々の世界に足を踏み入れてみませんか?
