奈落(ならく)

奈落:仏教用語で地獄を意味する言葉から来ており、舞台面や花道の床下にある空間を意味する。
ここには、迫り(スッポン)や回り舞台(盆)の機構が隠されており、俳優が隠れて移動する通路としての使い方もある。

「地下にあり、暗く薄気味悪い空間が地獄を彷彿させるため 」が転じて舞台用語になったとも言われている。