器材紹介コーナー

おすすめの器材 照明編

ここ最近、ハロゲン電球の価格がジワジワと上昇しています。
これは、別のコラム( )でも書きましたが、世界的に電球の供給量を減らして全廃への布石の一環のようです。
となると、劇場を管理する身としては大量の機材の見直し作業が必要になってきます。ですがこのご時世に右から左でそう簡単に購入出来る訳ではありません。
ではどうするか?安くて高機能な器材を探して行くしか有りません。
そこで以前に見つけたのが、米国ETC社のSource 4WRD(ソースフォワード)です。

このランプハウス部分だけの販売

既存のソース4のお釜(なんでこう言うのだろう?、ランプハウス部分)をゴソッと入れ替えてLED光源に変換するシステムです。凄いのは、DMXを使わずに一般調光ユニットで制御出来る点です。ただし!100vでは対応しません❗
メーカーに直接お願いをしましたがムリだって…
一応、それ以外にもDMX制御も可能です。(小型化の為にコネクターは、LAN形状になっていますので、LAN→キャノンの変換が必要になります。)

発売当初のタイプでは575w相当の明るさしかでませんでしたが、現行の2世代目は750wよりも明るいよ❗高寿命だよ❗(メーカー当社比)だそうです。

ここまで来て、価格が数十万だとしたら⁈冗談じゃないですよね?
ご安心を大体$500〜$600で販売されていますので、円換算で八万弱です。
同等のソース4のLED一体型をもし購入使用とすると20万から30万ですから、非常に安価で尚かつ、今迄のオプションパーツ全てそのまま使えますからコスパが最高に良い。
また、数年後にLED光源の劣化が出ても、今迄の電球の様にランプハウスの交換で対応出来ます。現在他社のどの様なLED灯体でもこんな対応が出来るのは少ないです。(一部、ROBERT JULIAT社とARRI社のHMI用の交換LEDなと極々一部でしかない)
これが何故存在しないか?諸説ありますが、光学的に電球と同じサイズの点光源で同等の明るさを出すことが出来ないのが、1番の原因だと思われます。

取扱い店と、注意事項

国内で取扱いしないと言われていましたが、最近広告を出していますので取扱いを始めたようですので、国内での価格やデモンストレーションの依頼などは以下のサイトからお願い致します。

剣プロダクションサービス

ちなみに今回ご紹介している器材は、タングステン(電球色)のSource 4WRD で、剣プロダクションのサイトに出ているのは、更に最近出た4WRD colorだそうです。このフルカラー版の4WRDですが、私まだ出た明かりを見ていませんので明るさや、演色生など未確認です。すみません。近日中にデモ借りてまたご紹介します。