日本の舞台照明史、最新情報

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上野にある「国立科学博物館」その付属機関である「産業技術史資料情報センター」というところで、国として初めて舞台照明設備をテーマに「舞台照明調光装置の系統調査」という調査が行われました。これは、博物館などに照明卓などを「歴史遺産」として保存・展示・研究するにも、参考になる基本的な資料が国として今までは存在しておらずに保存・展示・研究などされない状態だった経緯があります。

そこで、この「舞台照明調光装置の系統調査」がまとめられて一冊の資料になったそうです。
私の職場の劇場も歴史的資料の一環で登場していることから、資料をまとめた方(丸茂の方)から先行して印刷されたものを頂きました。調光卓をメインに先史以前から現在までの舞台照明の歴史が非常に読み応えのある資料としてまとまっています。
今年の7月〜8月には (こちら)から閲覧ダウンロード出来るようになるそうです。

ダウンロートが開始されたら、再度このコラムでも紹介したいと思いますが、すこしでも舞台照明史(調光卓)に興味のある方は、一度ダウンロードをおすすめします。

また、ネット上で筆者の報告会として産業技術史講座「舞台照明用調光装置の系統化調査」が
2024年8月24日(土)に行われるようです。詳細につきましてはこちらから

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